名古屋城 本丸御殿
6月28日(木)②
11:40 名古屋城。
天守閣。
名古屋城本丸御殿。
第1期 〜 第3期に分けて、10年に及ぶ復元が終了し、本年6月8日(金)完成公開となりました。初日には普段の二倍約5,100人の入場者があったそうです。
この本丸御殿は、尾張藩主の住居かつ藩の政庁として、1615(慶長20)年、徳川家康の命のより建てられました。1930(昭和5)年、天守閣とともに国宝1号に指定されましたが、1945(昭和20)の空襲により、すべてを焼失しました。
江戸時代の文献・昭和初期の古写真や実測図などの豊富な史料が残っていたため、在りし日の姿を忠実に復元となりました。
玄関。
本丸御殿を訪れた人がまず通され、取り次ぎを待ちます。
壁や襖には、来訪者を威圧する虎や豹が描かれています。
表書院。
正規の謁見に用いられた広大な建物です。
障壁画は、花鳥図です。
ここまでは、第1期 公開時のブログを見ていただいた方が写真が綺麗かなと思います。こちら。
対面所。
藩主と身内や家臣との私的な対面や宴席に用いられました。
鷺之廊下。
対面所と上洛殿を結ぶための廊下です。ここの天井画はまだ復元の最中だそうです。
上洛殿。
徳川幕府将軍が宿泊する処です。
絢爛豪華とはまさにこのこと。
近世城郭御殿の最高峰と言われるだけあって、飾金具なども凄いです。
京都市の金具製作所の錺師 後藤さんが「作業に入る前、焼失前の御殿に使われていた実物を見た時の感動を覚えています、緻密なデザインと高い技術にぞくぞくした。」というコメントが、中日新聞に出ていました。その時から9年に及ぶ仕事が始まったそうです。職人さんの復元に携わりたいという誇りと魂みたいなものを感じます。
梅之間。
上級家臣の控室。
海外からの方はお着物で。
檜や井草の香りがしてきます。
木造平屋の書院造、延べ面積3100平方m、総工費約130億円。
13:00 友人はショップで、名古屋城金箔飴と寄木ポチ袋をご購入。
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