5月12日（金）11:00 ～
切り絵作家 豊田信行（とよたのぶゆき）さんの個展 「古きをたずねてⅡ」 を観に行って来ました。Mさんら三人と。
栄森の地下街 ギャラリーチカシンにて。5月11日（木）～  5月17日（水）まで。
2015年に開催されました「古きをたずねて」の個展の様子はこちら。
今回で11回目の個展です。新作約30点余が展示されています。

「主に古い町並みなど、古き良きものの内に光る美と心を求めて、創作を続けてまいりました。」とごあいさつにあります。豊田さんが切り絵を始められて今年で23年。
一つ一つの作品が、豊田さんの優しさや深さを語りかけてくれます。

作品の撮影許可をいただきましたが、ガラスの反射で上手く撮れませんでした。お許しください。
以下3枚の作品名とコメントは豊田さんのものです。
「異空間」
熊野古道の馬越峠で地元の人が教えてくれた土井竹林。沢山の巨竹からはとてもまぶしい光が放たれ、辺り一面怪しい雰囲気が漂って、幻想空間そのものでした。

「大地の恵み」
我が家のベランダで何とか収穫できた玉ねぎです。決して大きくはありませんでしたが、ここまで実るために育んできた根のチカラに、感動するものがありました。

「彼岸の頃」
秋の頃、緑色から朱色に色づきながら、ほおずきの皮が白く細かい網目模様に。まるで伊勢型紙のようでした。自然の織りなす美は、まさに芸術そのものです。

来場記念に、異空間のポストカードをいただきました。有難うございました。
画集「古きをたずねて」を買わせていただきましたが、以前、出版された「名古屋百景」と合わせて、ゆっくりとページをめくると、胸がいっぱいになってしまいます。

素敵な作品に出合わせていただきましたこと、心より感謝いたします。
どうぞお身体大切にこれからも素晴らしい作品を創作されますようお祈りいたします。
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