ノリちゃんは忘れた頃にやってくる!

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中山道広重美術館(木曽海道六拾九次之内)

9月18日(月)①
岐阜県恵那市の中山道広重美術館「木曽海道六拾九之内」を観て来ました。Hちゃんと。
Yさんより絵はがきやパンフレットをいただいたりお話を聞いたりして、ぜひ! と思っていました。こちら
09:31 HちゃんはJR鶴舞駅から。
09:33 私はJR千種駅から。
10:27 恵那駅。2人とも初めて降りたので珍しくて少しキョロキョロ。
10:40 中山道広重美術館。
恵那市在住の実業家 田中春雄さんが30年にわたり収集された400余点の浮世絵コレクションと版本を平成12年に恵那市へ寄付をされたそうです。そのコレクションを基本館蔵作品として平成13年9月にこの美術館が開館。

渓斎英泉と歌川広重による「木曽海道六拾九次之内」。歌川広重の道中絵としては、東海道五拾三次之内と並ぶ代表作。
日本橋から埼玉・群馬・長野・岐阜・滋賀と山間ばかりなのに、なぜ「街道」ではなく「海道」なのか不思議に思っていました。スタッフの方に伺ったところ「東海道」に呼応して「木曽海道」としたのではないかとのことでした。

このシリーズは、現存作品が少なく完全な揃いで所蔵することは稀だそうです。
世界に数点しか存在しない「中津川 雨」(通称「雨の中津川」)と「中津川 晴」の2点を含む71点の完全な揃いとなっているこのコレクションは、国際的にも高い評価を受けているとのこと。海外の方もおみえになり、受付の方もきちんとした英語で対応してみえました。
展示室は、温度22℃・湿度55%が保たれています。内部はもちろん撮影禁止です。
1F 第一展示室。

2F 第二展示室。

感動です。人が人の速さで歩いた江戸時代の木曽海道。美しい風景と情緒たっぷりの人々。本当に一枚一枚の絵が楽しめました。
8月27日(日)までやっていた歌川広重の「東海道五拾三次之内」全55図(保永堂版)も観たかったです。予定していたのですが体調が悪く中止しました。。残念。でも、またの機会があるでしょう。
2F 浮世絵ナビルーム。
ペッパーくんが案内してくれます。重ね摺り体験コーナー・映像コーナー・絵草紙屋再現コーナーなどがあります。

重ね摺り体験。
① 透明カバーの上から版画にローラーでインクを塗ります。

② カバーを上げて紙を置きます。

③ 馬連(バレン)で擦ります。細かく擦った方が良いとのこと。

①から③を繰り返して作品完成。

こんな感じで出来上がります。仕上がり見本「洗馬」。

乾かします。楽しくて「雨の中津川」「大井」「洗馬」などをやりました。

これが、馬連です。

木は、桜の木が使われたそうです。
他にも、刷毛、鑿、絵具など、色々な道具が展示してあります。

1F ミュージアムショップ。
絵はがき・旅人シリーズファイルなどを買いました。

13:00 隣接しているスーパー バロー内にあるお食事処でランチ。Hちゃんは天丼、私は五平餅。その後、ミスドでお茶。Yさんに美味しい処を教えていただいたのですが、禁煙場所を優先しました。
14:00 中山道広重美術館 全景。

14:15 風情のある恵那の街並みです。途中、Hちゃんは、恵那すやさんで栗きんとんを購入。

JR恵那駅から駅前通りを振り返ります。

14:31 JR恵那駅発の中央線に乗車。
15:24 千種駅下車。Hちゃんは鶴舞駅へ。
Hちゃん、とても楽しい一日でしたね。有難う。また!
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