ノリちゃんは忘れた頃にやってくる!

日々の生活の中で感謝したいことや幸せに感じたことを書いていきます。

羽田圭介さん 講演会

7月28日(金)
18:30 羽田圭介さんの講演会「読書をしなければ人生は変えられない!」を聴講してきました。ウィンクあいちにおいて。
これは、出版や書店関係者でつくる中部ハートン会が開く家族向けイベント「本といっしょに、未来へ」の一環です。参加者200名、無料。

今日は、東京から新幹線を利用。新幹線の中では、日経朝刊を読んだり、アマゾンプライムで映像を観たりして来たとのこと。日経は、朝刊・夕刊・電子版をとってみえるそうです。印刷された活字を読むことが習慣となっているので、紙で観てスクラップして、電子版で保存すると。映像は、昔の作品を観ることが多く、脚本がしっかりしている作品を再発見することがあるといくつか具体的な例を挙げてくださいました。色々な制約がなければ良い物ができる。才能ある者が規制なく才能を発揮できていた時代もあったと。

挙手をしたのですが、会場の中では、一冊/週〜月に本を読んでいる人が約1/3強。7月24日(日)に兵庫県芦屋市 谷崎潤一郎記念館で「谷崎を語る」という講演会(入場料 ¥3,500-)では、谷崎の本を一冊しか読んでいない人が約85%。読書に対して意識が高いと思われる人たちでさえこんな状態。今までの講演などから振り返っても「本を読まないのがリアルな日本人」だと仰っていました。
羽田さん自身も、芥川賞を受賞する前は、15冊/月のペースで読んでいたのに、受賞後は多忙で、1冊/月になってしまった時期もあったとのこと。多忙で読書が介入する時間がない人や、電車の中などの細切れの時間を音楽を聴いたりスマホをやったりボッーとして過ごす人の気持ちも理解できるようになったとのこと。でも、だからこそ、意識して読もうとして読む、より読書の時間を大切に思うようになったと。
今は、背伸びをしなくても読める、自分を肯定する、自分の考えを補強するなどの本が増えてきている。パッーと読める本は躓きがない。分かりやすさをを訴えるのではなく、小説でしか表現できないものを求める、純粋なことをしていく、少し背伸びをしていると面白くなくても面白さが分かるようになってくる、重厚な本は本当に素晴らしいと。
自分の意識を迷い込ませるのが読書。今までの自分の想定外のことが分かるのが読書。失敗が手軽にできるのが読書。そして、他者に寛容的になれるのが読書。
小説は現時点の想像を超えた自分を迷い込ませるし、好奇心を満たしてくれると。


自分の幼少から今までの変化とその時々に読んできた本、そして、今、読んでいる本なども紹介しながら、お話をしてくださいました。ちなみに羽田さんが今、読んで見える本は「21世紀の資本」トゲ・ピケティ著だそうです。


最後に聴講者200名余りから5名に羽田さんのサイン入り新刊「成功者K」とポスターがプレゼントされました。選ぶのは羽田さん。私の抽選券番号は14。ダメでした。僕はやりたくないと言ったのですが・・・と羽田さん。経済学的に外れた人は、損をしたという気持ちになり本を買わなくなるとのこと。本が売れないじゃないですか! と。(笑)

今回、はっきり分かったのですが、やっぱり私は羽田圭介さんが大好き! 本当に愛すべき存在です。
羽田さんが初めて登場した時のブログはこちら


(注)羽田さんのお話なさったことを私が受け取ったまま徒然に書きました。羽田さんの言いたい趣旨と異なっていることが多々あるかもしれません。お許しください。
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